こんにちは~
器と食のコーディネーター@陶芸家
陶工房びあんこです。
ここ最近
「美しいもの」・「美しいこと」に
触れることができなく
カピカピに
心が干からびていた
わたくし びあんこ
私は
「美のドツボ」の中に
頭のテッペンから
足の爪の先までいないと
ミイラになっちゃうのね~
ヤバイヤバイ(;´д`)と思う
今日この頃
久しぶりに
日本国内の画家で
私が最も敬愛する「有元利夫」の
絵を見て
元気になってきました。
有元氏の絵に出会ったのは
私がまだお弟子だった頃
茨城県石岡市にて
地元のクリエイター達で運営する
ギャラリーのお手伝いに行っていた時
そちらのギャラリーの壁にかかった
素描画でした。
その絵の持ち主は
偶然にも
私を可愛がってくださってる
地元島根の陶芸家E先輩のお友達Aさん
(Aさんは青年海外協力隊で首刈り族のいるパプアニューギニアに行かれたこともある陶芸家の先輩でした!Σ(×_×;)! スゴイでしょ!)
その
「ふくよかな女性の顔と思われる絵」に
対面した時
わたくしは
東洋の西洋の文化
もっと詳しくいうと・・
日本の能の幽玄な世界観 と
イタリアの宗教画の世界観を感じました。
不思議な感覚と感動を
いまでも忘れられません。
有元氏にシンパシーを感じた私
お師匠に有元氏のことを伺うと
「恵美ちゃん 有元利夫はいいよ‼」と
大絶賛だったこともあり
その後
いろいろ調べたり
作品を見たりしました。
私の直感的に感じたことは
外れてなかった‼(^-^)v
有元氏は大学生の頃
旅したイタリアで
現代絵画の遠近法を確立した
巨匠 ピエロ デラ フランチェスカ氏の
フレスコ画に衝撃を受け
創作の原点になったと
語っています。
*ピエロ デラ フランチェスカの代表作
ウルビーノ公夫妻の肖像(ウフィツィ美術館所蔵)は 美術の教科書にも載っていますよ。
残念ながら 38歳という若さで
天に召された 有元氏
1946年生れで
私の父親と同じ世代
現在も 生きていらっしゃれば
どんな作品が生まれたのだろう と
有元氏の作品を思わせるような
青い空 と 白い雲を
眺めながら
有元氏に想いを馳せる
本日の私
久しぶりに陶板作品作りたいと
メラメラしております。
まずは 彫刻用の粘土作りだな‼
陶工房びあんこホームページ
http://izumo-bianco.comこちらも見てね
有元利夫が気になった方は
こちらをどうぞ(*^^*)
我が島根の誇る画家
安野光雅氏の解説されてるので
チェックしてみてね‼
https://youtu.be/irONib5YAUY
日曜美術館 有元利夫の世界
恐ろしいほどの 急な傾斜を
「わたち おります。
どうしてもおります!」と
おっしゃる姫様でしたが
私が怪我するので勘弁して
いただきました。